太陽光の発電量が低下する原因とは?竹林の影とメンテナンス不足による影響事例【宮崎県川南町】
太陽光発電所の発電量が長期間低下している場合、機器の故障だけでなく、周辺環境やメンテナンス状況が原因となっているケースがあります。
今回は宮崎県児湯郡川南町にて、「発電量がずっと悪い原因を知りたい」というご相談を受け、現地調査およびメンテナンスを実施した事例をご紹介します。
この記事でわかること
- 太陽光発電量が低下する原因
- 影の影響が発電に与えるリスク
- メンテナンスの重要性
- 調査による原因特定の流れ
発電量の低下や設備トラブルでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

太陽光発電量が低下する主な原因
太陽光発電所の発電量低下には、以下のような原因があります。
- PCS(パワーコンディショナ)の不具合
- 雑草や汚れによる影響
- 周辺環境(樹木・建物)の影
- 配線や接続の不具合
- メンテナンス不足
今回の事例では、これらのうち「影」と「管理不足」が主な要因となっていました。
宮崎県児湯郡川南町の発電量低下調査事例
| 所在地 | 宮崎県児湯郡川南町 |
|---|---|
| 規模 | 49.5kW |
| FIT単価 | 32円 |
| 系統 | 単相 |
| PCS | オムロン 5.5kW ×9台 |
お客様のご相談内容
「発電量がずっと悪いが原因が分からない」というご相談をいただきました。
初年度は発電量が良好だったものの、2年目以降徐々に発電量が低下していったとのことでした。
除草前の発電所の状況
発電所内は雑草が伸びきっており、設備の確認や管理が難しい状態でした。


周辺環境(竹林)の影響
発電所南側に竹林が広がっており、午後1時半頃から影がかかる状態となっていました。
この影の影響が発電量低下の大きな要因となっていました。


調査によって判明した原因
現地調査および測定を実施した結果、以下の問題が確認されました。
- 竹林による影の影響
- 雑草による発電効率の低下
- PCS1台の不具合(ファン故障)
- ストリング構成の不明瞭さ
特に影の影響は大きく、発電量低下の主な原因となっていました。
実施した対応内容
- 除草および除草剤散布(年3回)
- 電気測定・設備点検
- ストリング接続状況の確認
- 監視装置との整合性確認
- 影の影響を受けているPCSの特定
- 故障PCSの保証交換
発電所全体の状態を確認し、原因を一つずつ特定していくことで、改善に向けた対応を実施しました。
同様の症状でお困りの場合は、早めの点検をおすすめします。

除草後の発電所の様子
除草および除草剤散布により、設備が確認しやすい状態に改善されました。


今回の事例からわかる重要なポイント
- 発電量低下は環境要因の影響が大きい
- 影は時間帯によって大きく発電に影響する
- 敷地外の管理も重要になるケースがある
- メンテナンス不足は損失につながる
影の影響は放置すると発電量が大きく低下します
今回のケースでは、竹林の影が主な原因となっていました。
発電所は設置当初問題がなくても、年数が経つにつれて周辺環境が変化し、発電量に影響が出ることがあります。
特に樹木は成長するため、後から影の影響が出るケースが多くあります。
このような方はご注意ください
- 発電量が年々低下している
- 長期間メンテナンスをしていない
- 周辺に木や竹林がある
- 発電量の原因が分からない
まとめ
太陽光発電所の発電量低下は、機器故障だけでなく、周辺環境や管理状況が原因となることがあります。
今回のように、影の影響やメンテナンス不足が重なることで、発電量が大きく低下しているケースも少なくありません。
発電量低下の原因が分からない場合は、早めの調査と対応が重要です。
太陽光発電所の発電量低下でお困りの方へ
宮崎電力では、太陽光発電所の調査、メンテナンス、設備改善まで一貫して対応しております。
発電量の低下や原因不明のトラブルがある場合は、お気軽にご相談ください。
