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発電量低下の原因はPCS故障ではなかった|通信異常を復旧した施工事例【宮崎県都城市】

太陽光発電所の発電量が低下している場合、PCSの故障だけでなく、通信異常や出力制御設備の不具合が原因となっていることがあります。

今回は、宮崎県都城市の太陽光発電所にて、弊社の遠隔監視で異常を確認し、現地駆付けと再起動対応により復旧した事例をご紹介します。

この記事でわかること

  • PCSが待機状態になる原因
  • 通信異常と発電量低下の関係
  • PCS故障と通信異常の切り分け方
  • 遠隔監視と早期対応の重要性

発電量低下や通信異常でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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PCSが待機状態でも、本体故障とは限りません

太陽光発電所の監視画面でPCSが停止または待機状態になっていると、PCS本体の故障を疑う方も多いと思います。

しかし、実際には通信異常や出力制御設備の不具合により、一部のPCSだけが正常に起動していないケースもあります。

原因を確認せずにPCS交換を進めるのではなく、通信状態やブレーカー、機器設定などを確認し、故障箇所を切り分けることが重要です。

3G回線停波による通信トラブルについては、以下の記事も参考にしてください。

3G回線停波前に4G通信機器へ更新した事例

宮崎県都城市の通信異常対応事例

所在地宮崎県都城市
発電規模49.5kW
系統三相
PCSSolarEdge SE-17.5K-JP ×3台
監視装置エナジーソリューションズ

遠隔監視で通信異常を確認

本発電所は、弊社のメンテナンスサービスにご加入いただいており、遠隔監視を継続しています。

監視中に異常を確認したところ、PCS1は起動していましたが、PCS2とPCS3が待機状態となっていました。

発電所全体が停止しているわけではありませんでしたが、2台のPCSが発電していないため、そのまま放置すると売電損失が拡大する可能性がある状態でした。

監視画面の状況

遠隔監視画面上で、PCS1は起動している一方、PCS2とPCS3が待機状態となっていることを確認しました。

現地駆付けでPCSと通信状態を確認

監視で異常を確認したため、現地へ駆付けて設備状況を確認しました。

現地でも監視画面と同様に、PCS1は起動し、PCS2とPCS3は待機状態となっていました。

ブレーカーの切断や明確な機器故障は確認されませんでした。

機器設定の確認を試みましたが、通信接続ができない状態だったため、通信異常の可能性が高いと判断しました。

発電量低下や一部PCSの停止でお困りの場合は、早めの現地確認をおすすめします。

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通信機器の再起動を実施

現地でブレーカーやPCS本体に明確な異常が確認されなかったため、通信設備および出力制御に関係する機器の再起動を実施しました。

再起動後、PCS2とPCS3が正常に起動し、発電を再開したことを確認しました。

監視画面上でも発電状況が正常に反映され、通信・発電ともに復旧しました。

復旧後は継続監視を実施

復旧後は、遠隔監視によりPCSの起動状態と発電量を継続して確認しています。

現在は正常に稼働しており、同様の通信異常は確認されていません。

ただし、今後同じ症状が繰り返し発生する場合は、メーカーによる詳細調査や通信機器の交換が必要になる可能性があります。

今回の事例からわかる重要なポイント

  • PCSが待機状態でも本体故障とは限らない
  • 通信異常によって複数のPCSが起動しない場合がある
  • 原因の切り分けにより不要なPCS交換を防げる
  • 遠隔監視により一部PCSの異常も早期発見できる
  • 早期の駆付け対応が売電損失の抑制につながる

通信異常によって一部のPCSだけに出力制御がかかった事例については、以下の記事もご確認ください。

通信異常により一部PCSの発電量が低下した事例

通信異常を放置すると売電損失につながります

今回のように一部のPCSだけが待機状態の場合、発電所全体では発電量が0にならないため、異常に気づきにくいことがあります。

しかし、PCS2台が停止した状態を長期間放置すると、その期間分の発電量が失われ、売電損失が積み重なります。

また、通信異常を放置することで、本当の機器故障や別のトラブルを発見するのが遅れる可能性もあります。

このような方はご注意ください

  • PCSごとの発電量に大きな差がある
  • 一部のPCSだけ待機状態になっている
  • 監視画面に通信異常が表示されている
  • 設定画面やPCSへ接続できない
  • 最近売電量が低下している
  • 遠隔監視を定期的に確認していない

まとめ

今回の事例では、遠隔監視でPCS2台の待機状態を確認し、現地駆付けと通信機器の再起動によって復旧しました。

発電量低下やPCS停止が発生していても、原因がPCS本体の故障とは限りません。

通信状態、出力制御設備、ブレーカー、機器設定などを確認し、原因を正しく切り分けることで、適切な対応につながります。

太陽光発電所の通信異常・発電量低下でお困りの方へ

宮崎電力では、遠隔監視、現地駆付け、通信異常の調査、出力制御対応、メーカー対応まで一貫して対応しております。

一部のPCSが発電していない、監視画面に異常があるなど、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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