Huawei製PCSへリパワリング|アース線も新設した施工事例【鹿児島県薩摩郡】
太陽光発電所のリパワリングは、PCSを交換するだけではありません。
既設設備の状態を確認し、配線・ブレーカー・監視装置・安全設備まで含めて見直すことで、発電所をより長く安定して運用しやすくなります。
今回は、鹿児島県薩摩郡の発電所にて、Huawei製PCSへのリパワリング工事を実施し、あわせてアース線新設工事も行った事例をご紹介します。
この記事でわかること
- Huawei製PCSへのリパワリング事例
- リパワリング時に確認すべき設備内容
- アース線新設が必要になった背景
- 安全性まで考慮したリパワリングの重要性
リパワリングやPCS交換でお困りの方はお気軽にご相談ください。

リパワリングはPCS交換だけで終わりではありません
リパワリングというと、古いPCSを新しいPCSへ交換する工事をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし実際には、PCS本体だけでなく、ケーブル、ブレーカー、ストリング構成、監視装置、接地状態なども含めて確認することが重要です。
既設設備の状態によっては、PCS交換にあわせて追加の改修が必要になるケースもあります。
発電量改善を目的としたリパワリング事例については、 鹿児島県鹿屋市のHuawei製PCSリパワリング事例 も参考にしてください。
鹿児島県薩摩郡のHuawei製PCSリパワリング事例
| 所在地 | 鹿児島県薩摩郡 |
|---|---|
| 発電規模 | 49.5kW |
| 系統 | 三相 |
| 既設PCS | 田淵電機製PCS ×5台 |
| 更新後PCS | Huawei製PCS 20kW ×3台 |
お客様のご相談内容
お客様は、既設PCSの更新を含めたリパワリングを検討されていました。
Huawei製PCSでの施工を希望されており、既設設備の状態確認とあわせて、リパワリング後の機器構成を検討しました。
今回の案件では、単にPCSを交換するだけでなく、今後の発電所運用を見据え、配線や周辺設備も含めた改修を行うこととなりました。
既設設備の状況
リパワリング前の既設設備の状態を確認しました。


現地調査で確認した内容
現地調査では、既設PCS、ブレーカー、ケーブル、ストリング構成、監視装置などを確認しました。
既設設備をそのまま活用できる部分と、リパワリングにあわせて更新・改修すべき部分を整理し、Huawei製PCSへの更新に適した構成を検討しました。
リパワリングでは、新しいPCSの仕様に合わせて、既設設備側も見直す必要があります。
同じようにPCS更新やリパワリングを検討されている方は、PCS本体だけでなく周辺設備まで確認することをおすすめします。

Huawei製PCSへのリパワリングを実施
本案件では、既設PCSを撤去し、新たにHuawei製PCSへ更新しました。
あわせて、ケーブル引き換え、ストリング構成変更、ブレーカー交換、監視装置更新などを実施しました。
PCS本体の更新だけでなく、発電所全体の設備構成を見直すことで、今後の安定運用を目指したリパワリングとなりました。
Huawei製PCS設置作業の様子
既設PCSを撤去し、新しいHuawei製PCSを設置しました。


保安協会の確認によりアース線新設が必要に
工事完了前に保安協会による確認が行われた際、既設設備では接地(アース)が十分に確保しきれていないと判断されました。
そのため、安全性を高めるために、リパワリング工事にあわせてアース線新設工事を追加で実施しました。
太陽光発電所では、PCSや周辺機器の更新だけでなく、接地状態を含めた安全面の確認も重要です。
アース線新設工事の様子
保安協会の指摘を受け、安全性向上を目的としてアース線新設工事を実施しました。


実施した工事内容
- 既設PCSの撤去
- Huawei製PCSへの交換
- ケーブル引き換え
- ストリング構成の変更
- ブレーカー交換
- 監視装置更新
- アース線新設工事
リパワリング工事とあわせて安全面の改善も行い、発電所全体の運用環境を整えました。
工事完了後のPCS設置状況
PCS交換、周辺設備の更新、アース線新設を行い、リパワリング工事が完了しました。

工事後の結果
工事完了後は、PCSの起動、監視装置、発電状況を確認し、正常稼働を確認しました。
アース線新設も実施したことで、発電所の安全性向上にもつながりました。
今回のリパワリングは、機器更新だけでなく、保安面まで含めて発電所全体を改善した事例となります。
今回の事例からわかる重要なポイント
- リパワリングではPCS本体だけでなく周辺設備の確認が重要
- 保安協会の確認により追加改修が必要になる場合がある
- 接地(アース)状態の確認は安全性の面で重要
- Huawei製PCSへの更新時も既設設備との整合性確認が必要
- リパワリングは発電量改善だけでなく、安全性向上にもつながる
発電所の設備不備が工事中に判明したリパワリング事例については、 PCS故障・アース未施工を改善したリパワリング事例 もあわせてご確認ください。
放置すると安全面のリスクにつながる可能性があります
古い発電所では、PCSの劣化だけでなく、配線やブレーカー、接地状態などに課題が残っているケースがあります。
こうした課題を放置すると、発電量低下だけでなく、設備トラブルや安全面のリスクにつながる可能性があります。
リパワリングを検討する際は、PCS交換だけでなく、発電所全体の状態を確認することが重要です。
このような方はご注意ください
- 古いPCSを使い続けている
- Huawei製PCSへの更新を検討している
- リパワリング時に周辺設備も確認したい
- アースや接地状態に不安がある
- 長期的に安全に発電所を運用したい
まとめ
今回の事例では、鹿児島県薩摩郡の発電所にて、Huawei製PCSへのリパワリングとアース線新設工事を実施しました。
リパワリングは、単にPCSを交換するだけでなく、発電所全体の安全性や保守性を見直す良い機会です。
既設設備の状態を確認し、必要な改修まであわせて行うことで、より安心して長期運用できる発電所へ改善することができます。
太陽光発電所のリパワリングでお困りの方へ
宮崎電力では、PCS交換、リパワリング、現地調査、監視装置更新、アース線新設、メンテナンスまで一貫して対応しております。
発電量低下や古いPCSの更新、安全面の見直しでお困りの場合は、お気軽にご相談ください。
